モロッコ周遊9日間 [1]シャウエン編
[期間] 2019年5月17日〜 25日 ※ラマダン期間中
[期間]関西空港→ドバイ経由→カサブランカ空港 (エミュレーツ航空)
[滞在都市]シャウエン→フェズ→メルズーガ→ワルザザード→マラケシュ
[使用写真]全て自ら撮影しておりますので転載厳禁でおねがいします。
こんにちは。TABmonです。
今回某旅行代理店を通してモロッコ周遊9日間の旅行に行ってきました。
僕はいつも旅の教訓としてガイド付きのツアーは極力避けて、できるだけ自由に動くことを心がけています。
今回は未開の地モロッコだったので、宿と街から街への移動ドライバーのみ、あらかじめ手配していきました。色々調べてはみたのですが、モロッコはあまり情報が出ていなくて下調べも不十分のまま、冒険心のみで旅だちました。
※ガイドブックによっても違うところがあったり、渡航された方のブログなども拝見しましたが、行かれた方のタイミングやツアーの内容のためか、相違点もチラホラ見られたので、できるだけ自分の体験を中心に綴ります。
まず、モロッコのお金ですがモロッコディルハム(MAD)という貨幣となります。
2019年5月現在で
1ドバイディルハム=29.8円
2倍以上も貨幣価値が違います。
関西空港で換金できるという情報だったのでEXCHENGEカウンターで尋ねたところ、モロッコディルハムは換金不可でした。
ただし、カサブランカ空港で円からディルハムにできるとのことだったので、意を決して円のまま渡航(笑)
ドバイ経由でカサブランカまで約24時間(途中2時間のインターバル)
ようやく魅惑の国モロッコに到着しました。
現地カサブランカ空港内でのEXCHANGEで日本円をモロッコディルハムに換金成功。10000ディルハムほどの現金を手にしてほっとしました。
ドライバーと合流し、そのまま青の街シャウエンへ。
シャウエンは昔から写真でちょくちょく目にしており、僕の死ぬまでに行きたいところTOP3だったのでワクワクしながらカサブランカを後にしました。
カサブランカ空港からシャウエンまではだいたい車で6時間(長い道のり、、、)
ハイウェイもありますが、ほとんど片道一車線の一本道で現地ドライバーはめちゃくちゃ飛ばします。
※陸路を移動する際には酔い止めを持参していくことをお勧めします。
途中休憩に道の駅のようなところに止まり、トイレにいきましたが、モロッコのトイレは公共の場所であってもかならず近くに人がいます。 そしてトイレを使おうとすると必ずチップを要求してくるので注意が必要です。
(小銭を常に携帯しておかないといけないのでキャッシュレス化はまだまだ難しそう。。)
だいたい1回使うのに2DH程度です。
到着しました!!!!!!
青の街シャウエンです。
現地気候は5/18現在で意外と寒い16℃。
リヤドにチェックインし、散策しながらレストランにてディナーです。
超小麦王国でもあるモロッコでは、これからの旅でこれでもか!と言われるぐらいでてきます。
アラビア語では「ホブズ」と呼ばれている、パンで手のひらよりも大きく、厚さは5cmほど。
地元の人が行くお店などで単体で買うと1DH〜2DH(10〜20円くらい)。
コスパいいですね〜。味はほぼありません(笑)これをいろいろなディップを使って食べます。
日も沈み、夜のシャウエンを散策。
ラマダンもあってか、20時ぐらいからちらほら人が増え始め、閉まっていたお店も開き始めました。
ラマダンについてはガイドブック等にたくさん情報でているので割愛します。
モスクに人の出入りしている姿が見えたのでフラっと中に入ろうとしましたが、ものすごい剣幕で現地の方に止められました。
( サラート中は観光客は絶対に中に入ってはなりません)無知ですみません、、、。
夜のシャウエンは少し雰囲気も変わり、ディープな印象に。
フォトジェニックな街に変わりはありませんが、怪しい人たちも中にはいます。
僕は21〜23時ぐらいまでお店や路地をフラフラしてましたが、その間5人ぐらいに大麻を売られそうになりました。
日本人とわかると「ハッパ」「ガンジャ」と声をかけてきますが手はださないように。日本でも違法ですが、モロッコでも違法ですので。
はっきり「No thank you」と言えばそれ以上は何もしてきません。
その後初日なので買い物をしてみようと少し大きめの雑貨屋へ。
いろいろ見ているとどんどん物がでてきて、ミントティーまで出される始末。
まくしたてるような接客は旅行経験があまりない方にはきついかもしれません。
僕はあらかじめモロッコでは、ふっかけることが商売の基本といった印象を持っていたので雑貨や、ストール、アクセサリーなどめぼしいものを選んだあとは値段交渉をしてみました。
(基本的には日本のように商品に値段は書いておりません。これは現地人価格と観光客価格とで完全にわけていることを指します)
電卓を真ん中におき、向こうの提示額からこちらの希望額を打ち込む作業を繰り返しました。結果トータルで2/3ぐらいの値段になったのでFIXしました。
だいたい「Expensive!」と言えば値段交渉スタートと向こうも認識してくれますのでどんどん言ってみることをおすすめします。
また、悩んだあげくの「No thank you」も効果的です。
35,000円といっていたラグが最終的に5,000円まで下がりました(笑)
ひとまず満足できたので本日の宿シャウエンのリヤドCASA HASSANにて帰路につきました。
翌日早朝からシャウエン散策へ。朝のシャウエンもとても綺麗で神秘的です。
シャウエンが青い理由を現地の方にきいたところ、いろいろ説はあるようですが、虫除けの塗料らしく景観を考慮してのものでは当初なかったそうです。日本でいう焼き板のようなものですね。
また昔ユダヤ人がたくさん住んでいて、ユダヤ教を象徴する青色に塗った、また暑い国なので涼しくする効果があるなど様々です。
中央の広場に戻り、お土産屋を周り、カスバと呼ばれる城に行って見ました。
17世紀に対ポルトガルの前線基地としてムーレイ・イスマイルによって建てられた要塞化した城です。入場量10DHときいていましたが、観光客価格で60DHほどとられました。
登ってみるとメディナ(旧市街)が一望でき、とても気持ちの良い場所です。
帰りに城周辺を散歩していると公園でヨーロッパ人が変なものを吸引していました。
、、、見て見ぬ振り。
以上シャウエンレポートでした。
次回はフェズでの旅行記をお届けします。
[行ってみて知ったシャウエン]
- シャウエンが青いのは虫除け対策
- シャウエンの夜は大麻売りがたくさん
- 思ったより寒い
- ラマダン中はタバコは吸わない方がいい(睨まれます)
- 観光客価格は通常売値の2倍〜無限大
- 歩くだけでも超楽しい
- 英語はみんな通じる